伯爵と妖精
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白洲 次郎さん
(1902年2月17日〜1985年11月28日)
日本の実業家。
日本で始めてジーンズを穿いた男(笑)

終戦直後GHQ支配下の日本で
吉田茂の側近として活躍し、
貿易庁(通産省)長官等をつとめる。
独立復興後は、東北電力会長等を歴任した。
夫人は、作家・随筆家の白洲正子さん。

やあ、HIROだよ。

方向性を見失った今の日本で、

自分の中の「プリンシプル=原則」を軸に、
しっかりと、破天荒かつ有意義な人生を歩んだ

そんな彼に関する書籍が、
今かなり売れている。


とは言っても、
今日は彼のお話じゃなくて。


彼の終生の友、

7世ストラッフォード伯爵
ロバート・セシル・ビングさん(愛称:ロビン)。

彼、ロビン・ビングさんとは、

次郎さんが神戸一中を卒業し、
イギリスケンブリッジ大学クレア・カレッジに
留学したころからの親友で

次郎の愛車ベントレーを駆って
ジブラルタルまでの
ヨーロッパ大陸旅行を実行している。

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(左が次郎 右がロビン)

彼が戦後初めて、
次郎さんを訪ね日本にやってきたときのお話し。

以下、新潮社「次郎と正子」(牧山桂子著)より抜粋。
※ちなみに、これを書いた牧山桂子さんは、次郎さんの娘さん。


ロビンおじは、1960年代の末に、
一度だけ日本に来たことがあります。
父は彼の到着の日を手帳に記し、
指折り数えて楽しみに待っておりました。
二人は小学生の修学旅行のように、
日本中あちこち旅行して回っていました。

東京に戻ってくると、
ロビンおじは東京に滞在しておりましたが、
ある朝電話をしてみた母が、
何だか淋しそうにしていると心配し、
すぐ我が家に呼び寄せました。

(中略)

ロビンおじの言うところによると、
彼の肩にはオスカーという妖精が
(時々留守にするらしいのですが)
常に座っていて、色々なことを教えてくれるのだそうです。

そのオスカーの言うには、
ロビンおじと父は、
前世でイランの海で一緒に溺れ死んだそうです。

彼がそう言うと何だか妙に説得力があり、
なんの疑いももたず「へーそうなんだ」と信じたものです。

時々「今オスカーはいる?」とか、
「どこに行っているの?」とか質問したものです。

そのたびにロビンおじは、
今ロンドンにいるとか北極だとか、
今は肩に座っていて、
お前のおやじは飲みすぎだと言っているとか、
答えてくれました。

                (以上、抜粋終わり)

ステキな おはなしだよね。

きっと肩の妖精「オスカー」は
彼のハイヤーセルフの化身であり
ガイドだったんだろうと思う。

仮に、仮にね。

現象としての妖精が
ロビンさんの作り話だったとしても、ね。

自分を見つめる、
「いいこと」のカタマリのような
自分のコピーを身近に置くことは、


きっと、君や僕の人生を

いっぱい、いっぱい、

豊かにしてくれる。


オスカーくんは、
ロビンさんが小さい頃から、

彼を「よき方へ、よき方へ」
導いてきたんだろうね。
周りで、何が起きていようとも。


余談なんだけど。

次郎の奥さま・・
そして評論家で随筆家でもあった
白州正子さんによると、

ロビン・ビング氏は、
ロンドンに出かけるは、常に同じ紺のスーツであったそうだ。
(もちろん、同じスーツを何着も誂らえていたんだけど)

しかし、彼は大勢の中にいても、
ああ、彼はあそこにいるというのがすぐ判る、

そういう人だったんだって。

彼には、スタイルがあったんだね。

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《おまけ》

スイスに本拠を置く
世界有数の規模を持つ金融グループである
UBS(ユービーエス/旧S.G.ウォーバーグ証券)には、

今でも・・
受付に白洲次郎の肖像画が、
ウォーバーグと共に飾られている。

 〈UBS〉
 1862年創立のスイス・ユニオン銀行と、
 1872年創立のスイス銀行コーポレイションという
 二つのスイス名門金融機関が1998年に合併し、
 社名をUBS AGとして設立された。

 1990年代から次々にM&Aを行い世界トップクラスの投資銀行となった。
 合併された企業は、イギリスの有力投資銀行SGウォーバーグや、
 アメリカの名門投資銀行ディロン・リード、
 アメリカの大手証券会社であるペインウェバーなどがある。

 〈ウォーバーグとロスチャイルド〉
 ドイツ/フランクフルトのユダヤ人ゲットーで生活していた
 初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは
 金貸し業であり、宮廷の王公貴族の財産を運用して儲けていた。

 16世紀にドイツのタキシス家が郵便事業を始めると、
 金を投入し、ヨーロッパのユダヤ人社会のネットワークを駆使して、
 どんどん利益を上げていく。

 彼には5人の息子がおり、
 長男アムシェルはフランクフルトに、
 次男ソロモンはウイーンに、
 三男ネイサンはロンドンに、
 四男カールはナポリに、
 五男ヤゴフはパリに

 それぞれロスチャイルド家を立て、
 お互いに固い結束で金儲けを続けた。

 ロスチャイルド家は
 金の力で独自の諜報機関を使い、

 スパイ活動やその他破壊行動を行い、
 ナポレオン時代ワーテルローの戦いで
 富を10倍に増やした。

 現在、フランクフルト、ナポリ、ロンドンの
 ロスチャイルド家は姿を消し、
 パリとウイーンが残っていると言われている。

 彼らは、その国の通貨発行権を手に入れ、
 金の世界価格を決めている。

 彼らの番頭であった、
 ヤコブシフ、サッスーンは、
 東南アジア、中国などを指導している。

 香港上海銀行はサッスーンのものだ。

 ウォーバーグもまた、
 ロスチャイルド家の番頭であった。

 アメリカのロックフェラー家を、
 指導していると言われている。

さて、次郎とウォーバーグ、
どんな関係だったんだろうね?

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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/02/11 14:04】 | 超常現象ってなあに? | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
おぉ〜、ちょうどタイミングよく宝塚歌劇で『黎明の風〜侍ジェントルマン 白州次郎の挑戦〜』をやってますよ!!私はGHQのホイットニー准将が次郎の英語を褒めたとき「あなたももう少し勉強すれば上手くなる」とブリティッシュイングリッシュで皮肉をいったエピソードが面白かったです☆
【2008/02/16 10:41】 URL | marianong #v0VgiDbc[ 編集] | page top↑
marianongさん!
ねえ!今やってますね〜

「従順ならざる唯一の日本人」
白洲次郎を今研究中です。

また、おもしろいエピソードがあれば
ご報告しますね(笑)
【2008/02/16 11:00】 URL | HIRO #uSRpNKe.[ 編集] | page top↑
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